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私は過去に一度しか提案したことがありません。
それでも月収10万円安定的に稼ぐことができています。
だから、これからお伝えするノウハウには自信があります。
提案が通らなくて困っているランサーさん、是非参考にしてみてください。


提案が通らない理由

なぜ、提案が通らないのか?
考えられる理由は以下の5つです。


・信用できなさそう。
・任せられなさそう。
・やる気や意欲が感じられない。
・提案した内容が魅力的でない。
・あなた以上に良い提案をした他のランサーがいる。


つまり、これらと正反対の印象を与えることができれば、誰でも当選することができるのです。
実際にそんなことが出来るのか?
はい、可能です。
具体的な解決策は以下の8つです。


①プロフィールを充実させる
②専門分野をつくる
③ランサーズの認証を受ける
④ライバルがいない案件を狙う
⑤提案数が5名以下の案件を狙う
⑥認定ランサーは関係ない
⑦質問をする
⑧分かりやすく端的にまとまる


それでは順に解説していきます。


①プロフィールを充実させる

私たち初心者ランサーには実績がありません。
だから他の何かでカバーする必要があります。
一番手っ取り早いのがプロフィールです。


いかに魅力的にするか?
この一点に集中してください。
内容によっては実績や評価よりも関心を持たせることができます。


どんな小さなことでも構いません。
仕事に直結しそうな内容はすべて書き出していきましょう。
どんな言葉でクライアントの心が動くか分かりません。
だせる武器は全部使っていきましょう。


②専門分野をつくる

ライターは大きく2つのタイプに分かれます。
総合タイプと専門タイプです。
前者は対象範囲を決めず、あらゆる分野の記事を書いていきます。
後者はある分野に特化した記事のみを書いていきます。


人は何かを依頼するとき、その分野に精通している人に頼みたいという心理が働きます。
専門家の方がより詳しいという先入観があるのでしょう。
だから、自分の専門を明確にしてプロフィールに載せておけばクライアントはあなたに興味をもちます。


ここでのポイントは、
「上には上がいる。」
と思わないことです。


ちょっとでも料理に自信があるのなら『料理専門ライター』を。
芸能関係に興味があるなら『エンタメ専門ライター』を名乗ってしまえば良いのです。


完璧主義にならないでください。
そもそも、この世に完璧なんてないのですから。
言ったもん勝ち、やったもん勝ちです。
難しく考えてしまうほど思考は停止してしまうので気軽に考えて下さい。


③ランサーズの認証を受ける

ランサーズでは、クライアントが安心して依頼できるよう4つの認証システムを設けています。


本人確認
機密維持確認
ランサーズチェック
電話確認
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すべて任意ではありますが、認証してもらうことで受注率が大きくかわってきます。
専用のマークがプロフィールに表示されるため、クライアントも必ず目を通してくれます。
とくにプロジェクトでは長期的なお付き合いを検討しているクライアントも多いため、この差は非常に大きいといえるでしょう。


④ライバルがいない案件を狙う

ライバルの有無は提案数を見て確認します。
この数字が「0」ということは誰も提案をしていないことを意味します。
そのため、当選する確率は非常に高いのです。
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ですが、ここで一つ気をつけてほしいことがあります。
それは残り時間です。
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ランサーズでは応募終了24時間前あたりから提案数が増える傾向にあります。
きっと私たちと同じようなことを考えている人がいるのでしょう。
それらも考慮したうえで仕事探しをするようにしてください。
気に入った案件は「お気に入り」に保存してマメに状況確認しておくと良いでしょう。


⑤提案数が5名以下の案件を狙う

上記で「ライバルがいない案件を狙う」と書きましたが、そんなに都合よくいかない場合もあります。
そんなときは、提案数が5名以下の案件を狙ってください。
5分の1の確率なら、初心者であっても当選する確率は十分にあります。


また、クライアントは採用数を1つに限定しているわけではありません。(案件による)
魅力的な提案が複数あったときは、すべて採用する場合があります。
その場合、当選確率は飛躍的に上がります。
提案する前にクライアントに確認してみても良いかもしれません。


ちなみに、どうしてもやりたい案件があった場合はライバルの有無に関係なく提案してみてください。
きっとそこには、あなたなりの情熱が詰まっているため、クライアントの心に響く提案ができると思います。


⑥認定ランサーは関係ない

初心者ランサーにとって脅威となるのが、認定ランサーや輝かしい実績をもったライバルランサーの存在です。
興味のある案件に出会っても、彼らが提案していることで諦めてしまうケースも多いようです。
確かにその気持ちはよく分かります。
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ですが、正直彼らの存在は関係ありません。
むしろ、そういったところにこそチャンスがあるものです。


彼らは実績を武器に金額などの交渉をしてくる可能性があります。
なるべく低予算でやりたいクライアントにとっては、それがネックとなり不採用とするケースもあります。
だから、実績がないからといって萎縮する必要はまったくないのです。


⑦質問をする

もっとも重要なことをお伝えします。
それは「質問をする」ということです。
これには、大きく2つの優位性が隠されています。


1つ目は、依頼内容がより明確に理解できるということです。
どんな人に向けて発信する情報なのか?
自分の言葉で書くべきなのか?
それとも客観的な書き方をすべきなのか?
クライアントが求めている現実を知るところから全ては始まります。


そして2つ目は、アピールできるということです。
質問することで、あなたのやる気をアピールできます。
『このランサーはこちらの意図を汲み取ろうとしてくれている。』
そんな気持ちが伝わります。


何もしないで提案しているランサーよりも好印象であることは言うまでもありません。
さらに、質疑応答を繰り返すことで、コミュニケーション能力も図れます。
つまり、提案する前から他のランサーよりも優位なポジションに立てるのです。 とても効果的ですので、ぜひ実践してみてください。


⑧分かりやすく端的にまとめる

質問で答えてくれた内容はクライアントのニーズです。
あとはそれに応えるだけ。
ヒアリングした内容をもと提案書をまとめます。


文字がダラダラ書かれているのは読みづらいので、箇条書きにすると良いでしょう。
「テーマ」「概要」「金額」「納期」「その他」など、
項目別にまとめると伝わりやすい内容に仕上がります。


①~⑦までの過程をこなしていれば、あなたの提案はほぼ間違いなく通ります。
すべては布石です。
段取りや準備で仕事の8割が決まると言われています。
「どんな提案をするか」というよりも、「提案するまで何をしたら良いか」に集中した方がはるかに効率的なのです。


まとめ

「プロジェクト提案を一発でとおす8つの裏技」はいかがでしたか?
念のため、最後にもう一度おさらいをしておきましょう。


①プロフィールを充実させる
②専門分野をつくる
③ランサーズの認証を受ける
④ライバルがいない案件を狙う
⑤提案数が5名以下の案件を狙う
⑥認定ランサーは関係ない
⑦質問をする
⑧分かりやすく端的にまとまる


さて、ここで何か妙なことに気づきませんか?
勘のイイ方はすでにお気づきになったかもしれません。
そうです、提案を通すのに「実績」は関係ないということです。
今回お伝えした戦略をとれば初心者であっても十分にやっていけます。
思っているよりも簡単に結果がだせるので、ぜひとも試してみてください。