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ランサーズを始めてちょうど2ヶ月間が経ちます。
幸い大きなトラブルには巻き込まれていませんが、従業員のときには味わえなかった貴重な経験をさせていただきました。
嬉しかったこと、悩んだこと、失敗したことなど、いろいろです。
今回はその体験談を語っていきます。
ランサーズ活動の一助になれば幸いです。


嬉しかったこと

感謝されたとき

『感動しました!』
初めての成果物に対してクライアントが言ってくれた言葉です。
正直メチャクチャ嬉しかったです。


初めての納品はとても緊張します。
クライアントは一体どんな反応を示すのだろうか?
そればかり気になって、送信ボタンをクリックするのに1時間ほどかかりました。


でもその一言で、不安だらけだった私の緊張は解消。
従業員のときには感じることの出来なかった充実感や達成感、そんな感情に出会えることができました。
妥協せず全力で仕上げて本当に良かったと思います。


継続的にお付き合いを承諾してもらえたとき

プロジェクトの案件は基本的に長期的なお付き合いを希望されている場合がほとんどです。
だから、私もなんとなく継続してくれると思っていましたし、それなりの手応えは感じていました。


しかし、実際にクライアントの口から発せられるまでは不安です。
『本当は継続してもらえないんじゃないか?』
勝手にネガティブなイメージをしてしまいます。
だから、了承してくれたときは嬉しかったというよりも安堵感の方が強かったです。


認定ランサーの認可がおりたこと

ランサーズに登録してから約2ヶ月後、認定ランサーになりました。
目標にしていたこともあり、達成できたことで大きな自信となりました。
→参考:認定ランサーになるための5つの条件


『他人から認められるということは、こんなにも嬉しいことなのか?!』
お金をいただく以上の喜びや快感があることを知りました。


ちなみに、現在の目標は「表彰されること」。
自己実現をするための良い機会だと考え、日々のライター活動を大切にしています。





悩んだこと

よく分からない依頼がきたとき

ランサーズに登録してから2週間ほど経った頃、直接依頼がきました。
提案をしなくても仕事がもらえるという効率性の良さ。
自分が頼りにされているという喜び。
そんな気持ちもあって、嬉しかったことは間違いありません。


しかし、依頼内容を見てビックリ。
私の能力をはるかに超える?
いや、よく分からない案件だったからです。


詳細までは言えませんが、「海外証券会社ホームページに関する案件」とだけ言っておきましょう。
おそらく、クライアントのクライアントからの依頼を私にお願いをしてきたのだと思われます。


クライアントの素性もよく分かりませんし、その証券会社も聞いたことがありません。
一応、詳細を聞いてみたのですが、内容もいまいち把握できません。
納期や金額の見積もりをする前に怪しさが漂っていました。


結局、依頼内容や不安要素、リスクなど総合的に判断して、その案件はお断りすることに。
いろいろなクライアントがいるので、依頼を断る勇気も必要だと感じました。


ちなみに、依頼を断るときはこちらを参考にしてみてください。
仕事を断ることも大切


失敗したこと

表現の仕方を間違えたこと

あるプロジェクトでお世話になっているクライアントから、別件で追加の依頼を引き受けたときの話です。
普段、私は客観性を保った執筆を心掛けているのですが、
このときは依頼内容が商品レビューだったので感情むき出しの文章で作成しました。


それが失敗の根源です。
クライアントは、今まで通りの文章で書き下ろしてほしかったのです。
すぐさま修正依頼をされました。


これを機に、ある重要なことを学びました。
それは、
「先入観で仕事をしない」
ということです。


先入観とは恐いものです。
商品レビューといったら、使った本人の使用感を言葉にのせるのが仕事だと思っていました。
これが、自分のサイトなら良いのでしょうが、載せるのはクライアントの媒体。
自分の常識が必ずしも相手の常識とイコールで結ばれるとは限らないのです。


以後、何かある度に「聞く」ことを意識しています。
相手の現実を見るよう心掛けてからは修正依頼も減りました。
非常に効率よく作業ができています。


記事を1本プレゼントしたこと

日頃お世話になっているクライアントさんに感謝の気持ちも込めて、有料記事を1本サービスしました。
恩を売ったつもりでいたのですが、予想に反し修正依頼をされることに。
さすがに面を食らいました。


お金にならない記事の修正に時間を取られるわけですから複雑な心境です。
非常に良い学びとなりました。
以後、品質には今まで以上に気を使い、余計なことはしていません。
ハリネズミのジレンマ」じゃありませんが、適度な距離感を保ってお付き合いさせてもらっています。


私の体験談はいかがでしたか?
参考になったでしょうか?


上記はあくまで私の個人的な経験です。
すべての案件、クライアントに当てはまるものではありません。
だから、意識しすぎて行動することを恐れないでください。


大切なことは、
「現実に起こったことから何を学んだのか?」
ということです。


失敗を恐れず、正しいと思った道を突き進んでいってください。
陰ながら応援させていただきます。